うつ病と摂食障害を経験した40代主婦のbakubakuです。(自己紹介)
先日、タイトルにある
なんだか、生きづらそうですね。
・・・(ドキリ。)
という言葉をに、ふと突然に
投げかけられました。
わたしの病歴などについて一切知らない人からでしたが、
ドキリとしました。
核心をついています。
①生きづらさの原因を知ることの大切さ。
うつ病や摂食障害で
10代、20代と生きづらかった。
30代HSPであると知る。
そんなわたしが、40代、
年をとってから自分の生きづらさに向き合えるようになりました。
HSPの特性なのか、他人が困っているのを察して
やらなくてもいいこともやってしまう。
目標のために
沢山努力をして
希望の就職先には採用されたけど、
一時の喜びだけで、結局は体調を崩し、特別に良いこともなかった。
しいて言えば、
行動や考え方がストイックすぎて、
病気になりやすかったです。
以前のわたしの考え方は、
痩せるまで絶対に食べない・・・
結局は摂食障害に。
常に向上と努力をすることは必ず報われる・・・頑張りすぎてうつ病に。
いつも余裕がなくて疲れているなあ。
と気づきました。
今回は、生きづらそうですねと周りに指摘されるほどとは、
ハッとした瞬間でしたね。
②生きづらさを変えるために。
『変わりたい。』
自分と普段とは違う行動をとってみようと思いつき実践中です。
はい。では、行動を変えるために。
以下の行動が当てはまらないかチェックしてみてください。
生きづらさチェック
どうでしたか?
このチェックリストは、
わたし(ストレスを抱えやすいひと)の
行動や日常をリスト化したものです。
もし多くの項目が
あてはまったら
わたしのように
生きづらい生き方をしているかもしれませんよ。
自分から苦しい環境に
敢えて身をおこうとしていませんか?
ストレスを溜めないために、
行動を変えることを実践しています。
人が困っていそうと気づいても、助けを求められるまで行動しない。
(本人が助けを求めているかどうかなんて本人しか分からない。余計な世話かもしれない。)
嫌なことは避ける。(正面から問題と向きあって傷つかない。)
理不尽な依頼は断る。(断れる人間であることを認識してもらうと、依頼が減っていく)
納得できないことに対しては、
質問をする。
嫌いな人には必要以上に愛想を良くしない。(自分を偽らない。)
自分でなくてもいい仕事はわざわざ増やさない。(仕事を減らす、自分しかできないことに集中できる。)
本当に大切な人に笑顔を向ける。(大切な人を大切にする)
メリットの無いことはやらない。
(損得でシンプルに行動する)。
自分が悪かったのかも、と相手が悪い場合でも自分を責めないようにする。
人の行動は習慣化が大事ですね。
最初は難しくても何度も修正して、生きやすくなるように今も模索中です。
わたしは心理学を学んできましたし、
実際人間関係で悩んだり、メンタルを病んだこともあり、
ストレスをどう対処するかは、本当に重要な課題だと実感しています。
心理学では、
認知行動療法を学びました。
③認知行動療法とは。
以下抜粋
認知療法・認知行動療法とは、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを摂ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。
(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センターのHPより引用)http://cbt.ncnp.go.jp
ものの受け取りかたが、
その人の心の健康に大きな影響を与えることが、カウンセリングをはじめ、グループディスカッションや臨床の現場でも採用されています。
④まとめ
体調が悪いとき、なんとなく色んなことがうまくいかない時は、
自分の考え方を振り返ってみてはいかがでしょうか。
習慣化された考え方を変えるのは大変です。
考えが変わらなくても、
表面上の行動だけを変えてみてはいかがでしょうか。
人の心は、本人しか分かりませんし、人はその人の行動をみて判断します。
どんな行動に変えていったらいいか迷う方は
身近にいる
『この人なにも苦労もなく、
マイペースで楽そうに生きて、幸せそうだなあ』
というモデルを探し、
ぜひモデリング(模倣)してみてください。
まず観察し、
その人の行動特徴を箇条書きで記入してみましょう。
自分との明らかな違いに驚くことばかりだと思います。
普段の自身との比較して、がむしゃらに走り続けている足を止め
一旦立ち止まってみてください。
立ち止まらないと、自分がどんな状態かわかりません。