対人関係苦手さんの嫁VS姑問題。対処法。

対人関係苦手さんの嫁VS姑問題。対処法。

いつの時代もどこでも起こる問題。

嫁VS姑(舅)問題。

親子であれども人間関係は本当に大変ですよね。

お互いに、不仲になりたい、

ケンカしたいとは思っていないはず。

家庭環境や年齢、考えが違う義母や義父に対して、

うまく付き合うにはどうすればいいでしょうか。

結論として、

物理的・心理的に距離を置き、

他人であることを忘れずに、

『良かれと思って』という行動を理解し、感謝する。

ことだと思います。

物理的・心理的に距離を置く。

物理的には可能な限り、

少し離れて暮らすことをお勧めします。

遠方の場合年1回会うか会わないかの頻度になると思います。

近くの場合、同居を結婚当初夫から相談されても断りましょう。

結婚は、おめでたいことですが、人生のライフイベントのストレスを得点化した

ストレス順位のなんと

第28位です。NCNP病院HPより引用。

同居するには、自分が思った以上に忍耐強くないと難しい・・・。

このサイトを見てくださる方は、うつになったり、適応障害に苦しんだり、

周囲に敏感で空気を読み、気をまわしすぎて疲れてしまうひとが多いのではないでしょうか。

断るのは勇気がいります。自分の好感度も下がることでしょう。

安請け合いをして、義実家との関係が壊れてしまうくらいなら、

夫婦2人の時間を大切にしたい・・と。

最初からNOと言えるほうがお互いにとってよいのかもしれません。

 

結婚後、同居することは

夫だけでなく、

義実家との関係性も新たに同時進行で構築、大変なことですね。

義実家の良かれと思ってという行動を理解し、感謝する。

第一子が生まれた時、

義実家との関係で悩んだことがあります。

初めての子育ての時でした。

出産後、子どもが1歳まで仕事を休める育児休暇をとっていた時のことです。

赤ちゃんの世話で、

自分をケアする時間を使えないストレス、

オムツ替えによる腱鞘炎、

乳腺炎や

睡眠不足、

産後戻らない体形へのストレス・・・。

元・摂食障害者にとって体型の変化は悲しく、

夫からの悪気がない心無い言葉。

家で子どもとだけ過ごす孤独感。

産後のホルモンバランスの乱れや疲労は溜まるばかりでした。

そんな中、

義母と義父が孫の顔を見るために、産後突然アポ無し訪問してきます。

突然の訪問ほど気が休まらないことはありません。

夜中は授乳やオムツ替えで眠れず、

日中は義母義父の突然の訪問に

怯える日が続きます・・・・。

 『来るな』ともさすがに言えずに、辛い日々でした。

今なら、

『精神的に余裕が無いので、

突然の訪問はせずに

そっとしておいて欲しい』と、

夫に相談すればよかったのですが。

出産後に夫婦の愛情が薄れて、

不仲になってしまう

『産後クライシス』もあり、

夫には不満を伝えられませんでした。

この産後クライシスはその後何年も続きました。

   子育てが楽しい<ツライ

とにかく産後は、

余裕が無く産休中は、義実家の訪問に苦しみました。

訪問するかもしれないから、

部屋もいつも片付けていないとならない、

お茶をいつも用意しておもてなししなければならない、

居留守を使ってはいけない

昼寝や授乳中に来たらどうしよう

数々の不安が浮かびました。

『良かれと思って』

が生む溝・・・・・・

義父たちからすれば、

突然の連絡無しの訪問は、

連絡することで、わたしが来客に備えて掃除したり、お茶の用意をしたり、

気を使わせないように、

わたしの負担がないように

『良かれと思って』してくれたんだと今は思います。

心理的に距離を置く方法は、

自分と義父・義母は違う人間で、

考え方や生活習慣が全く違うので、悪気はないということを忘れないことでしょうか。

良かれと思って・・と思って

行動してくれていることに、ありがとうございますと

感謝を伝えながら、

相手のペースに飲み込まれないようにすることが大切ではないかと思います。

たとえば、

義実家から早朝に電話をかけてくれます。

何か急用や急病、良くないことが起こったのではないか、と慣れないうちは、何度も不安にかられました。

朝5時から起床しているので配慮しての、早朝です。

しかし、わたしの起床時間は6時半。

ゆっくり寝ているところに義実家からのモーニングコールで目覚め。

わたしの対応策は、

早朝の電話には、

気づいていても出ないことにしました。

その後は、自分の余裕のある時間に自分から必ず折り返しの電話をします。

自分が電話しても生活に負担にならない時間にかけることがポイントです。

私にも生活があることを理解してもらうのは難しいと思います。

相手の行動は、自分ではどうにもできません。

自分の行動はコントロールできます。

ライフスタイルの違いを

相手に分かってもらう期待はしない。

相手の行動はどうにもできないので、自分の考え方や行動は選んでいくしかないのではないでしょうか。

生きづらさを抱えるわたしは電話が苦手です。

会話する内容に気を遣いますし、雑談が苦手です。

生きづらい人は、自分の苦手なことは避けることが大事だと思うので

相手が期待していることは分かっているけど。

「あえてやらない」よう意識しましょう。

プレゼントを習慣化する。

義実家に対しては、贈り物を大切にしています。

特に意識しているのは、義母の趣味・志向・思考を把握しておくことです。

好きな食べ物、生活習慣、年齢的に喜ばれるもの・・・。

好みがあるので服や靴やバッグなどはお勧めしません。

よほどこだわりがない人でない限り心からは喜ばれないと思います。

もちろん義父も大切にしますが、女性をより大切に扱うところがポイントだと思います。

母の日、誕生日、お盆やお正月など義実家に帰省の際、、、プレゼントを用意する機会は何度もあります。

とりたてて裕福なくらしではありませんが、旅行もプレゼントしています。

人間関係が苦手で敏感なため、関係は努力しないと、いとも簡単に壊れるのを、身をもって知っています。

コミュニケーションが苦手だったり、

人付き合いも得意ではないなら、言葉よりはプレゼントをいかに有効に使うかが大事ではないでしょうか。

まとめです!

良かれと思ってとってくれる気持ちに対しては、

素直に感謝する。

その行動が自分に合わなければ、

自分の気持ちを優先させる行動をとる。

自分の考えを明確に主体的に生きること。

相手に合わせて我慢して過ごすほど、人生は長くないです。

相手を優先することも大事・・・

けれど、自分の気持ちを大切にしてください。