どんなに完璧だと思える人にも、
本人だけが抱えるコンプレックスが
あるのではないでしょうか。
大なり小なり程度は違えども、
みんな何かしらの
劣等感を持っていますよね。
特に容姿や学歴、
仕事、人気、お金など他人と比べてしまいませんか?
わたしが10代で摂食障害になったのも、
『太っている自分の容姿へのコンプレックス』
が原因の一端だったと思います。(自己紹介)
特に思春期は、
周りの環境変化が激しく、
相手と自分を比べる環境下にいますよね。
同年代の多数の集団生活の中で、
あの子は頭がいいとか、運動ができる、とか
モテるとか、比較される毎日ではないでしょうか。
学生は大変だなあ、と年をとった今感じます。
摂食障害を克服したわたしが、
今回は、劣等感(コンプレックス)と
向き合う方法をお伝えします。
結論です。
劣等感を持つ自分を認めること。
等感をなぜ感じてしまうかを分析。
①劣等感を持つ自分を認めること。
自分に足りない物は自分が一番よく、痛いほどに理解していて、
それを気にしないように、
自分を守って生きているのではないでしょうか。
ただ、そんな相手に出会ったとき、
自分の劣等感が揺さぶられ、
激しい感情が起こってきます。
一言でいうと・・
『羨ましい』『どうせわたしは』
『あの人だけ、ずるい』
『わたしなんて』
わたしの場合
劣等感を感じる相手は、
摂食障害がひどかった時は、
まず第一に、痩せていて可愛い女性に対してでした。
愛される基準が外見しかない偏った考え方から無理なダイエットや、
普通体型を太っていると考える歪んだ認知イメージに何年も苦しみました。
自分より太っている人に対して、激しい嫌悪感がありましたし、
太っている他人と太っている自分を重ねて感じていました。
次に、愛されている女性です。
この基準は、パートナーとうまくいっているように感じる女性です。
実際には、愛されているように見える女性です。
話を聞くだけで、
自分は価値がないから愛されないという思いが強くなり、孤独が深まるばかりでした。
他には、
自己肯定感が高く、
物事に対して柔軟性があり、
自分を優先し大切にしていて・・・・
たくさんありますね・・・笑
若い頃は、
自分自身には価値が無い、とか
自分は精一杯努力しないと、
他の人と同等になれない
と思って生きてきました。
今となるとそんなこともないけどな。と思えるのですが。
自己肯定感の低さから
摂食障害やうつ病になる程に。
当時太っていて醜いとコンプレックだった体重も、
実際は、標準か、少し軽いくらいでした。
なのに、
なぜ病気になってしまう程、コンプレックスを感じてしまったのでしょうか。
原因は、
他者中心に生きていたから。
相手の自分への評価を全てとして、自分の価値を決める極端な考え方が原因でした。
特に外見しか考えていない偏ったか考えも一端でした。
②劣等感をなぜ感じてしまうかを分析。
劣等感を抱いたときの状況や、
相手について分析することをおススメします。
会うとネガティブな感情が湧き上がる人物像を想像してみてください。
どんな人が浮かびましたか?
それは、どんなシチュエーションでしたか?
その時に感じたモヤモヤとした気持ちを振り返ってみましょう。
紙に書いていくのもおススメです。
自分が苦手な相手や発言や状況に、
共通点が見えてくるかもしれません。
例えば、こんなやりとりはどうでしょう。
「あの子の大学は、あなたが行っていた大学よりも偏差値が高いよ」と
第3者からあなたに、伝えられた時、あなたはどう思いますか。
学歴に対して劣等感を持っていたり、
自分の大学に大変な努力をして入った場合、
馬鹿にされてしまった気持ちがするかもしれません。
また、偏差値で考えたら確かにそうだなあ・・・と、
抵抗なく言葉を他意はなく、受け取れるかもしれません。
事実は同じでも受け取り方は千差万別です。
③自分のコンディションを最良に保つ。
同じコンプレックスを感じる場面でも、
自分の調子がいい時と、
悪い時の受け取り方は違っています。
ネガティブな心身の状態で
ストレス要因を受けた後の反応が違うことも、
今まで実感されているのではないでしょうか。
ストレスを感じないためには、
心身のバランスをうまく保つ。
自分を守るために必要かもしれないですね。
現在子育て中ですか、イライラするときは、今自分は疲れている状態なんだ、だから無理をしないように努力をすると決めました。
生きづらく頑張ってしまうので、無理をしない努力をしないと無理をしてしまう。
本当に生きづらいなと思います。
具体的には、睡眠です。イライラしたときは
家事を後回しにして、まず
寝ます。
④気にしない。
相手が持っていないものを
自分は気づかないだけで持っていることが、
実は意外にも多いものです。
そして人は、
自分に一番興味があり、
相手のことはさほど気にしません。
昨日相手がどんな服だったか、とか。
どんなリップのいろだったか覚えていますか?
好意を寄せる人ならまだしも、印象に残っていないのではばいでしょうか。
人は人。自分は自分、です。
何にコンプレックスを感じるかなんて本人しか分からないし、無意識に感じている場合も多いのではないでしょうか。
自分ばかりが引け目や劣等感を感じている、、
という場合ばかりではないかもしれません。
簡単だけど、実際ちょっと難しい。笑
思い悩んだ時は、自分のコンディションが悪いので、休息をします。
以上、
劣等感を感じた時の①~④の方法をご紹介をしました。
人間大なり小なり何かを抱えています。
『隣の芝生は青い』・・・という言葉もあるように、
他人は良く見えるもの。
自分を必要以上に卑下したり、
過小評価しないように
自分を大切に生きていたいですね。